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【材料】構造計画がストップ高カイ気配、マンション施工不良問題で設計コンサルの実績に脚光

 構造計画研究所<4748>に投機資金が流入、ストップ高カイ気配に買われている。売り物薄のなか朝方から水準を漸次切り上げてきたが、前引け近くになって仕掛け的な大口買いが入り一気に値幅制限上限まで噴き上げるかたちとなった。横浜市都筑区のマンションが施工不良で傾いている問題を受け、マンションなどの検査需要が高まるとの思惑から関連株を買いあさる動きが顕著となっている。市場関係者によると「同社株は耐震改修や独自の構造設計コンサルティングなどで実績を持っていることでここ数日断続的に買いが入っていたが、きょうは20日つけた1538円の高値を払拭したことで売り物が枯れ視界が開けた格好となった」(国内証券)としている。16年6月期は営業利益段階で10億円と2ケタ増益を見込むほか、PER13倍弱と割高感に乏しいうえ、年45円配当と株主配分に厚いことも追随買いの根拠となっているもようだ。

構造計画の株価は12時47分現在1685円(△300円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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