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【材料】博展が後場カイ気配、サービスロボット製造のタケロボを連結子会社化

 博展<2173>が後場上昇。正午ごろにロボットの製造・販売を行うタケロボ(東京都江東区)を第三者割当増資の引き受けや株式取得などで子会社すると発表しており、業容拡大に寄与するとの見方から買いが入っているようだ。
 タケロボは誰もが簡単に楽しく利用でき、人々の生活に役に立つロボットを提供するというコンセプトのもと、サービスロボット「サッチャン」やマスコットロボット「ロボコット」という2種のロボットの開発、製品化を手掛ける企業。博展は11月6日付でタケロボの発行済み株式数1800株のうち既存株主から500株を取得するほか、同日付でタケロボが実施する第三者割当増資で1900株を引き受ける予定で、取得価額はアドバイザリー費用など含め1億5600万円になる予定。これにより、タケロボ株式を2400株(64.8%)を保有することになり、連結子会社化するとしている。
 連結子会社により、博展が強みとする各種イベントや商環境における集客やプロモーションの効果を高めるデジタルコンテンツツールの一つとしてロボット技術の利用が想定されるほか、タケロボの持つロボットに関する研究開発力と博展の営業力、マーケティング分野の企画・制作力などを融合することで、新たなビジネスモデル構築を図る方針。なお、16年3月期業績に与える影響は現在精査中で、業績予想修正の必要が生じた場合には速やかに開示するとしている。

博展の株価は12時32分現在512円(△19円)カイ気配


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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