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【材料】川崎化成が小動き、利益予想の下方修正発表も、下振れ要因は下半期に解消を見込む

 川崎化成工業<4117>が前日終値168円近辺で小動き。21日引け後、16年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績について、利益予想を下方修正した。
 営業利益は従来予想の1億6000万円(前年同期比53.8%増)から6500万円(同37.5%減)へ、純利益は同1億3000万円(同21.5%増)から5000万円(同53.3%減)へ引き下げられた。主にキノン系製品の販売の一部が下半期にずれ込んだほか、夏場以降の原油・ナフサ価格の下落に伴い原料・製品の受払差や期末在庫の評価損が生じたことから、前回予想数値を下回る見込み。ただ、業績下振れ要因は下半期には解消を見込んでいるとして通期業績予想が据え置かれたため、下方修正を嫌気した売りは特段出ていないようだ。
《MK》

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