市場ニュース

戻る
 

【材料】健康CP---大幅な上方修正、RIZAPの医療連携や法人向けサービスが寄与


健康コーポレーション<2928>は10月22日10時5分、2016年3月期の第2四半期(累計)業績予想を修正した。

利益については大幅な上方修正となった。営業利益は6.02億円から15.24億円、経常利益は4.37億円から12.92億円、当期純利益は3.45億円から8.02億円への修正である。同社は5年ぶりに第1四半期(4-6月期)営業黒字化を達成し、第2四半期(7-9月期)では約15億円と四半期ベースで過去最高の営業利益となる見込み。
売上高は事前予想の259.38億円と比較して、ほぼ想定通りの258.11億円へ修正され、前年同期比40.2%増と大幅に伸張して着地する模様だ。

パーソナルトレーニング事業を手掛ける子会社RIZAPが医療連携サービスや法人向けサービスの提供を開始し、8月、9月と2カ月連続で月間売上高の過去最高を更新、9月には20億円(対前年同月比約122%増)に到達したことにより、大幅な増収増益となった。医療連携サービスを通じた医療機関からの紹介やゲストからの紹介等、広告媒体に依存しない売上高が増加したことにより、収益構造が大幅に向上したようだ。
また、通販事業においては前第4四半期連結会計期間に広告宣伝費の先行投資を行った結果、新規顧客の獲得効率が好調に推移している。

通期計画については精査中のため据え置いているが、上期の好調な推移を受けて上振れ期待が向かいそうだ。

《SF》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均