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【材料】住友化が反落、9月中間期営業利益は計画上振れも利益確定売りに押される

 住友化学<4005>が反落。21日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高を従来予想の1兆1000億円から1兆750億円(前年同期比4.7%減)へ下方修正した一方、営業利益を同620億円から740億円(同2倍)へ、純利益を同380億円から600億円(同2.7倍)へ上方修正したが、材料出尽くし感からいったん利益を確定する動きが優勢のようだ。
 情報電子化学や石油化学などの出荷減少で、売上高は従来予想を下回るものの、石油化学や健康・農業関連事業における交易条件改善や円安の影響で、営業利益は前回予想を上回るという。また、持ち分法投資利益の増加や、当初、第3四半期以降に予定していた投資有価証券の売却が前倒しで行われたことで、純利益の修正幅が大きくなったとしている。

住友化の株価は9時53分現在675円(▼25円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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