市場ニュース

戻る
 

【材料】新光電工が3連騰、製品構成の改善や円安寄与し9月中間期営業利益は計画を上振れ

 新光電気工業<6967>が3連騰。21日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高を従来予想の743億円から731億円(前年同期比6.0%増)へ下方修正した一方、営業利益を同45億円から64億円(同16.5倍)へ上方修正しており、これを好感した買いが入っている。
 フリップチップタイプパッケージがパソコン市場低迷などの影響を受け売上高が想定を下回ったものの、サーバー向けは堅調に推移したほか、半導体製造装置向けにセラミック静電チャックが好調を維持したことなどで製品構成が改善し利益は計画を上回った。また、為替相場が想定より円安傾向で推移したことも寄与したという。
 なお、純利益はIC組立にかかる遊休資産に関する減損損失約34億円を特別損失に計上したことから、同30億円から19億円(同8.0%増)へ下方修正している。

新光電工の株価は9時19分現在833円(△42円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均