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【市況】日経平均は110円安でスタート、米市場下落と前日上昇の反動で利益確定の流れが先行/寄り付き概況


日経平均 : 18443.69 (-110.59)
TOPIX  : 1516.66 (-10.15)

[寄り付き概況]

 日経平均は反落で始まった。米国市場の下落影響や前日に300円超の大幅上昇の反動もあり、利益確定の流れが先行している。しかし、寄り付き後は18500円を回復する局面もみられるなど、押し目買い意欲の強さが窺える。

 個別では決算絡みの動きが目立っており、日本電産<6594>はコンセンサスを下回っていたが、アク抜けの流れに。一方で、業績観測が伝えられていた富士フイルム<4901>は、コンセンサスを下回る内容から、嫌気売りに押されている。その他、下方修正のIHI<7013>は8%超の下落。その他、7-9月の訪日外国人による消費額は初めて1兆円の大台に乗ったことを受け、コメ兵<2780>、ドンキホーテ<7532>など、インバウンド関連の一角が堅調。
 セクターでは、海運、空運、情報通信、パルプ紙が上昇。半面、化学、石油石炭、機械、精密機器、保険、その他金融が冴えない。
《SY》

 提供:フィスコ

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