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【市況】東京株式(寄り付き)=米株安受けて目先利益確定の動き

 22日の東京株式市場は売りが先行してスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比110円安の1万8443円と反落。前日の米国株市場ではNYダウが48ドル安と続落、再び下げ基調にある原油市況を横目に資源関連株が売られたほか、ヘルスケア関連も下落して全体地合いを悪くしており、東京市場でもこの流れを継いで目先利益を確定する動きが優勢となっている。3月決算企業の中間決算発表が徐々に本格化するなか、個別には好業績銘柄に注目する動きが出そうだ。また、前日大引け後に発表された9月の訪日外国人観光客は46.7%の引き続き高い伸びをみせたが中国からの観光客の伸び率がやや鈍化していることで、その影響が注視される。外国為替市場では119円80~90銭近辺の動きで前日から大きな動きはみられず輸出株には中立要因。寄り付き時点で業種別では33業種中、情報通信、建設、海運を除き安い。値下がりで目立つのは機械、保険、鉄鋼、精密機器、その他金融など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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