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【市況】【市場反応】カナダ中銀政策金利据え置き、加ドル下落


外為市場ではカナダ中銀が今後2年間の国内総生産(GDP)見通しを下方修正したためカナダドル売りが優勢となった。ドル・カナダは1.2997カナダドルから1.3075カナダドルへ急伸。カナダ・円は92円36銭から91円77銭へ下落した。

カナダ中銀は金融政策決定会合で、市場の予想通り政策金利を0.50%に据え置くことを決定。声明では、「カナダドル安が燃料を除いた輸出を支援」とした。また、2016年、2017年の国内総生産(GDP)見通しを2.0%、2.5%へ従来の2.3%、2.6%からそれぞれ下方修正。本年の7-9月期国内総生産(GDP)見通しは従来の1.5%から2.5%へ上方修正した一方、10-12月期を従来の2.5%から1.5%へ下方修正した。インフレリスクは概ね均衡としたほか、カナダ経済における資源のたるみが根強いと指摘した。

【金融政策】
・カナダ中銀:政策金利(翌日物貸出金利)を0.50%に据え置き決定

《KK》

 提供:フィスコ

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