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2015年10月21日18時40分

【市況】明日の株式相場見通し=大幅高の反動で売り先行、買い戻しは一過性か

 あす(22日)の東京株式市場は、きょう全体相場が予想外に大幅続伸したことへの反動もあり、利益確定の売りが先行する展開で日経平均株価は反落が予想される。また、騰落レシオ25日移動平均も123.19%(21日)と120%を超え、短期的な過熱感を示している。
 21日の東京株式市場は、朝方は様子見ムードが強く小幅安で始まったものの、売りが続かないと見ると一気に買い気が強まり、後場後半にかけて一段高となった。日経平均株価は、前日比347円13銭高の1万8554円28銭と大幅続伸し、9月9日以来約1カ月半ぶりに終値で1万8500円の心理的なフシ目を回復してきた。ただし、東証1部の売買代金は2兆2258億円と株価が急上昇した割には盛り上がりに欠けた。
 市場関係者からは「先物主導で日経平均株価寄与度の大きな銘柄の上昇が目立ったのに加え、鉄鋼、建設機械関連など、これまで中国の景気減速懸念を嫌気して売り込まれた銘柄への買い戻しも目立ったが、一過性に終わる可能性もある」との見方が出ていた。
 日程面では、がん免疫治療薬の研究、開発、製造、販売を手掛けるグリーンペプタイド<4594>が東証マザーズに新規上場。このほかに、安倍首相がモンゴルと中央アジア5カ国歴訪へ出発(~28日)、8月の毎月勤労統計確報値、9月のセメント国内販売に注目。海外では、ECB理事会、米9月の中古住宅販売件数が焦点になる。(冨田康夫)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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