市場ニュース

戻る
 

【通貨】明日の為替相場見通し=120円前後の往来相場も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、120円前後の一進一退が続く可能性がありそうだ。予想レンジは1ドル=119円50~120円50銭。前日の米国で発表された9月住宅着工件数が市場予想を上回ったことからドル高が進んだ流れを引き継ぎ、この日の東京市場でも119円90銭前後を中心とする、もみ合い相場が続いた。一時120円07銭まで値を上げたが、120円台では売りが膨らみ上値を押さえられた。今晩からあすにかけて米国や日本で目立った経済指標の発表はない。このため、依然、株式市場の動向に左右される展開が続きそうだ。ユーロを巡っては、明晩に欧州中央銀行(ECB)理事会が予定されている。政策金利は0.05%で据え置かれるとの見方が多いが、ECBを控え持ち高調整のユーロ買いが入る可能性もありそうだ。ドル円は120円の抵抗線を上放れレンジを切り上げるかが焦点となる。(岡里英幸)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均