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【市況】21日の中国本土市場概況:上海総合3.6%安で急反落、インフラ関連が下げ主導


21日の本土マーケットは急反落。主要指標の上海総合指数は、前日比104.65ポイント(3.06%)安の3320.68ポイントと大きく値下がりした。上海A株指数は109.41ポイント(3.05%)安の3478.12ポイント。外貨建てB株相場も急反落した。上海B株指数が15.65ポイント(4.49%)安の332.64ポイント、深センB株指数が39.60ポイント(3.42%)安の1119.69ポイントで引けた。上海総合指数はザラバで一時、マイナス率が4.7%に拡大する局面もみられている。

商いを拡大させながら、下げが加速する流れ。売買代金は上海で5185億900万人民元、深センで6535億7700万人民元。前日より3割拡大し、合算で約1兆1720億人民元に膨らんだ。売買代金が1兆人民元の大台を超えるのは8月19日以来、約2カ月ぶりとなる。

インフラ関連の銘柄群がさえない。中国企業の「走出去(海外進出)」政策がクローズアップされるなか、インフラ関連株はこのところ堅調な値上がりが続いていた。中国核能電力(601985/SH)、中石化石油工程技術服務(600871/SH)、国泰君安証券(601211/SH)が値を下げている。

新興ベンチャーの多い創業板の下げも目立つ。創業板の売買代金は713億4200万人民元。指数は6.63%低い2344.74ポイントに下落した。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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