市場ニュース

戻る
 

【特集】ビューティ花壇 Research Memo(10):配当性向30%を目安に、16年6月期は2.13円増配予想


■株主還元

ビューティ花壇<3041>は、利益配分について「安定した配当の継続的な実行による株主に対する利益還元と内部留保の確保による将来の事業展開や経営環境の急激な変化への対応ができる経営基盤の強化」を基本方針としており、具体的な数値基準として配当性向30%を目安としている。

同社は、上場以来配当を継続しているが、2015年6月期も期初予想どおり、前期比0.05円増配の年3.55円配を実施した。2016年6月期も前期比2.13円増配の年5.68円配(配当性向30%)を予定している。

弊社では、今後もシェア拡大や損益改善が進むことにより、利益成長に伴う増配の余地は十分にあるものとみている。

また、個人株主づくりを目的として毎年6月30日現在の100株以上を保有する株主を対象とした株主優待制度を導入している。具体的には、同社グループが運営するWebサイトより胡蝶蘭、観葉植物を購入する際、または楽天市場よりプリザーブドフラワーを購入する際に、所有株数に応じた割引を受けることができる(プリザーブドフラワーは2014年6月期末より追加)。さらに、1単元(100株)以上を保有する株主全員に、熊本県のPRキャラクター「くまモン」をデザインしたオリジナルグッズを贈呈する内容となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均