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2015年10月21日15時40分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ディスコ、アイシン、エプソン、日電産

■三重交HD <3232>  443円  +20 円 (+4.7%)  本日終値
 20日、三重交HD <3232> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の19億円→27億円に42.1%上方修正。増益率が22.7%増→74.4%増に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。バス運賃の値上げ効果により生産性が改善したほか、原油価格の下落で燃料費が想定を下回ったことが利益を押し上げた。

■GMO-CH <7177>  866円  +39 円 (+4.7%)  本日終値
 GMOクリックホールディングス<7177>が15日続伸。同社は20日の取引終了後、maneo(東京都千代田区)との間で、資本業務提携に向けて検討を行うことを発表、これを好感する動き。金融システムに関する技術やネットマーケティングにおける経験ノウハウを有するGMOクリックとmaneoが有する貸付型クラウドファンディングにおける投資家と借り手のマッチングのノウハウを活用することにより、クラウドファンディング市場のさらなる発展、個人向けハイイールド債市場やP2P(個人対個人)レンディング事業などの革新的な金融商品・サービスの創出を目指していく。資本業務提携契約締結日は12月を予定している。

■ディスコ <6146>  10,690円  +420 円 (+4.1%)  本日終値
 ディスコ<6146>が大幅続伸。クレディ・スイス証券では、TSMC InFO-WLP(Integrated Fan-Out Wafer-Level-Package)関連の受注総額が想定以上に大きいことや、15年度期末配当への期待を勘案すれば、時期的な面からも今後の悪材料は押し目の好機と指摘。16年3月期営業利益予想を320億円から337億円(市場コンセンサスは316億400万円)に引き上げて、レーティングを「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価を8900円から1万1500円に引き上げている。

■アイシン精機 <7259>  4,540円  +170 円 (+3.9%)  本日終値
 アイシン精機<7259>、NOK<7240>、デンソー<6902>、トピー工業<7231>、河西工業<7256>など自動車部品株が軒並み高に買われている。政府は20日、TPPで最終的に日本が関税を撤廃する比率が品目数ベースで95.1%になる一方、日本が輸出する工業品に関しては11カ国で86.9%の品目の即時撤廃(最終的には99.9%撤廃)がなされることを発表、これにより恩恵を受ける企業に物色の矛先が向いている。乗用車の米国の輸入関税2.5%は発効後25年目の撤廃と時間もかかるが、自動車部品(同2.5%)については約8割が即時撤廃されることで、その恩恵が大きいとみられている。

■大正薬HD <4581>  7,490円  +270 円 (+3.7%)  本日終値
 大正製薬ホールディングス<4581>が続伸。同社は20日引け後、16年3月期中間期(4~9月)連結業績予想の上方修正を発表。売上高は従来予想の1440億円(前年同期比1.5%増)から1460億円(同3.0%増)に、営業利益は同100億円(同38.4%減)から139億円(同14.3%減)へ引き上げられた。セルフメディケーション事業における海外部分が為替要因によって増加したほか、研究開発費や販管費の一部が第3四半期以降の計上となったことが修正要因となっており、上方修正を好感した買いが優勢となっているようだ。

■セイコーエプソン <6724>  2,005円  +66 円 (+3.4%)  本日終値
 セイコーエプソン<6724>が後場一段高。同社はきょう、グループの秋田エプソンがインクジェットプリンター用ヘッドの生産能力を増強するため新工場を建設すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。新工場は11月から建設を開始し、16年秋の稼働を予定。総投資額は約34億円で、インクジェット用ヘッドの生産能力は現在の約3倍に向上する。

■丸和運輸機関 <9090>  2,309円  +70 円 (+3.1%)  本日終値
 20日、東証が丸和運機関 <9090> を21日売買分から貸借銘柄に選定すると発表したことが買い材料視された。日証金も21日約定分から貸借銘柄に追加すると発表しており、流動性の向上による売買活発化を期待する買いが向かった。

■ツクイ <2398>  1,261円  +38 円 (+3.1%)  本日終値
 ツクイ<2398>が大幅高で年初来高値を更新。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が20日付でレーティングを新規「バイ」でカバレッジを開始した。介護業界は厳しい環境下で倒産が急増しており、残存者メリットが享受できるとし、今16年3月期通期業績を単独営業利益で会社側計画の27億4700万円(前期実績34億8000万円)に対して30億円、来期を47億円と予想している。

■日本電産 <6594>  8,834円  +238 円 (+2.8%)  本日終値
 日本電産<6594>が続伸。きょうの大引け後に決算発表を控えており、決算期待からの買いに堅調展開。株価は朝方にマイナスに沈む場面があったものの切り返してジリ高となり、前日比254円(3.0%)高の8836円まで買われている。国内大手証券は、中国マクロ景気の減速などを反映し、一般モーター事業の収益見通しを引き下げたことを主因に、日本電産に対する業績予想を下方修正、目標株価を1万650円から9600円へ引き下げている。ただ、レーティングは「バイ」を継続している。中国景気減速を踏まえ、今後の一般モーターの成長シナリオをどのように描いていけるかが、当面の注目点であるとの見解を示している。

株探ニュース

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