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【市況】東京株式(前引け)=円安追い風に寄り後上げ幅拡大

 21日前引けの日経平均株価は前日比148円高の1万8355円と続伸。前場の東証1部の売買高概算は9億7743万株、売買代金概算は9384億3000万円。値上がり銘柄数は1277、対して値下がり銘柄数は504、変わらずは117銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が方向感に乏しい動きとなるなか、積極的な買いが入りにくく様子見のスタートとなったが、寄り後は先物主導で買い戻しが効いて上げ幅を拡大した。為替が1ドル=119円台後半でやや円安傾向に推移したことも輸出株中心に追い風となった。ただ、1万8300円台は戻り待ちの売りも多く伸び悩む展開となった。
 個別ではトヨタ<7203>が高く、ソニー<6758>も堅調。旭化成<3407>も大きく買い戻された。安川電機<6506>が急上昇、パイオニア<6773>も物色人気となった。東製鉄<5423>、大阪チタ<5726>なども大幅高。日軽金HD<5703>も値を上げた。半面、長谷工<1808>が軟調、任天堂<7974>も冴えない。冶金工<5480>が大幅安、ゲンキー<2772>、スクロール<8005>の下げもきつい。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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