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【通貨】外為サマリー:1ドル119円90銭台でもみ合う、米住宅着工は堅調

 21日の東京外国為替市場のドル円相場は高値圏で一進一退。午前10時過ぎ時点で1ドル=119円90銭台と前日に比べ30銭強のドル高・円安で推移している。
 前日のニューヨーク市場で発表された米9月住宅着工件数は120万6000件と市場予想(114万2000件)を上回った。これを受け、一時119円97銭までドルが買われ、その後も高値圏で推移した。
 この日の東京市場に移ってからも、119円90銭台での堅調な値動きが続いている。財務省が発表した9月の貿易統計は、貿易収支が1145億円の赤字となった。市場予想は870億円前後の黒字だった。ドル円相場は上値を試す状況にあるが、120円を手前に足踏み状態となっており、今月13日以来となる120円台を回復できるかが、目先のポイントとなっている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1360ドル前後と前日に比べ0.0010ドル強のユーロ高。対円では1ユーロ=136円20銭台と前日に比べ40銭強の上昇となっている。





出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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