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【市況】個別銘柄戦略:決算関連銘柄の動向に関心高まる公算


外部環境に大きな変化が見られない中、本日も方向性の乏しい展開が続く見通しだ。昨日は売買代金が約半年ぶりの低水準となり、先物の枚数は今年最低水準、様子見ムードは本日も崩せそうになかろう。決算関係の材料が多くなっているが、まずは新日鉄住金<5401>、市場予想も大きく下振れる数値であり、ネガティブなインパクトになろう。他の高炉大手などにもマイナスの影響が懸念される。安川電機<6506>は市場予想を上回る収益水準となったが、通期の売上計画を下方修正などで、ポジティブな反応は限定的か。ほか、東ソー<4042>や東京製鐵<5423>などはプラスに捉えられよう。ホンダの自動運転車計画を受けて、自動運転関連銘柄などには関心が向って行くことになろう。一方、訪日外国人客数の発表を控えるが、9月の数値に関してはやや警戒感が先行する見通しだ。

《KS》

 提供:フィスコ

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