市場ニュース

戻る
 

【通貨】明日の為替相場見通し=119円中盤の往来継続も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は依然、119円50銭前後を中心とする往来相場が続く可能性がありそうだ。この日は午後4時過ぎに119円70銭台まで値を上げる場面があったが、全般は119円40~50銭を中心とする膠着相場が続いた。夕方の上昇は、薄商いのなかドル買いフローが膨らんだためとの見方が出ている。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合を控え、ポジションは積極的に傾けにくい状況にある。今晩は米国で9月住宅着工件数の発表があり、その結果が関心を集めている。また、米連邦準備理事会(FRB)高官の講演が予定されている。イエレン議長はワシントンで歓迎挨拶するが、金融政策に対して踏み込んだ発言はないもよう。また、ニューヨーク連銀のダドリー総裁とFRBのパウエル理事が講演を予定している。あすは国内で9月貿易収支と9月訪日外客数が発表される。(岡里英幸)




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均