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【材料】日曹達が続急伸、野村の最高値ゾーン目標株価設定で青空飛翔が続く

 日本曹達<4041>が前日に続き急伸、一時57円高の928円まで上値を伸ばした。精密化学分野で幅広く展開、工業薬品だけでなく農薬にも強く、TPP関連としての切り口でも注目される。前週末16日付で野村証券が投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に引き上げるとともに、目標株価を従来の820円から1400円に一気に引き上げたことで物色資金を呼び込むかたちとなった。米国の持ち分法適用会社で展開する飼料添加物のメチオニンの収益牽引力の高さが注目されている。信用取組は買い長だが、買い残高は40万株強とほとんど重荷にならない水準。また、同社の上場来高値は1989年バブル時につけた1480円で、くしくも野村証券が新たに掲げた目標株価とほぼ合致する。時価は2000年以降では最高値圏を飛翔する局面にあり、戻り売り圧力に乏しい点も物色人気を呼ぶ背景となっている。

日曹達の株価は13時33分現在918円(△47円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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