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【材料】トランスGが後場カイ気配、アトピー性皮膚炎モデルマウスに関するライセンス契約

 トランスジェニック<2342>は、前引け段階では前日比40円(5.0%)安の762円だったが、後場に入りカイ気配で推移している。この日正午ごろ、兵庫医科大学および三重大学が共同保有する「アトピー性皮膚炎モデル動物」に関する特許について、全世界での独占的通常実施権に関するライセンス契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが入っている。
 今回対象となった発明は、兵庫医大皮膚科学講座山西清文教授らの研究グループが開発した、ヒトのアトピー性皮膚炎と類似した症状を自然発症するマウス。ライセンス契約締結により、トランスGは、同アトピー性皮膚炎モデルマウスの販売と非臨床試験受託サービスの提供を開始することになる。なお、アトピー性皮膚炎は、治療法として抗炎症の外用薬とスキンケアいった対症療法が中心であり、病態に基づいた治療薬の開発が待れていることから、新規治療法の開発に貢献することが期待されている。

トランスGの株価は12時30分現在777円(▼25円)カイ気配


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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