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【市況】東京株式(寄り付き)=米株堅調受け買い優勢でスタート

 20日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比114円高の1万8245円と反発。前日の欧米株市場は総じて方向感に乏しかったものの、米国株市場ではNYダウが小幅ながら3日続伸と上値指向を維持しており、これを受けて東京市場でも主力株中心に買い戻しの流れが優勢となった。ただ、前日の中国・上海株市場は小幅安で戻り一服局面にあり、中国景気の減速懸念がくすぶるなか、依然として上値が重い展開を強いられそうだ。前日に売買代金で約2カ月ぶりに2兆円を割り込んでおり、市場エネルギーの低下は気になるところ。外国為替市場では1ドル=119円台半ばの推移で円安含みの動きをみせており、輸出株には追い風要因といえる。寄り付き時点で業種別では33業種中、鉱業、その他製品、非鉄を除き高い。値上がり上位に医薬品、情報通信、銀行、海運、電力ガスなど。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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