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【市況】20日の株式相場見通し=買い意欲乏しく上値の重い展開

 20日の東京株式市場は、手掛かり材料不足のなか買い気に乏しい展開となりそうだ。日経平均株価は上値の重い推移が想定され続落と予想する。
 19日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比14.57ドル高の1万7230.54ドルと3日続伸した。中国7~9月の国内総生産(GDP)が前年同期比6.9%増と、6年半ぶりに7%台を下回るなど、景気減速への警戒感から米株式市場は朝方から売り優勢の地合いが続いたが、取引終了間際にわずかに上昇に転じた。ナスダック総合株価指数は、前週末比18.783ポイント高の4905.471と3日続伸した。
 20日早朝の外国為替市場では、1ドル=119円50銭台での推移となっている。
 日程面では、政府が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の大筋合意について説明会、9月の全国百貨店売上高、9月の全国コンビニエンスストア売上高、9月の粗鋼生産量に注目。海外では、米9月住宅着工件数が焦点になる。(冨田康夫)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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