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2015年10月20日08時13分

【為替】今日の為替市場ポイント:ドル・円は119円台で推移か、材料不足で動意薄の状態が続く可能性


19日のドル・円相場は、東京市場では119円14銭から119円61銭で推移。欧米市場でドルは119円38銭まで下げたが、119円50銭で取引を終えた。

本日20日のドル・円は119円台で推移か。日中は有力な手掛かり材料が不足していることから、ドル・円の取引はやや動意薄の状態が続く可能性がある。

中国国家統計局が19日発表した7-9月期国内総生産(GDP)は前期比+1.8%、前年比では+6.9%となった。前年比の市場予想+6.8%をやや上回る結果となったことで中国の経済成長が急減速するとの見方はやや後退した。

ただし、同時発表の9月鉱工業生産は前年比+5.7%で市場予想の+6.0%を下回った。中国の鉱工業生産はリーマン・ショック後の2008年11月に前年比+5.4%の低い伸びを記録しているが、2015年末までに+5%程度まで伸び率が鈍化するのではないか、との見方が出ている。

中国経済の成長鈍化傾向はしばらく続く可能性があり、市場参加者の間からは、追加緩和策や財政拡張政策などの景気刺激策が新たに講じられる可能性は高いとの声が聞かれている。中国が景気刺激策の早期導入を見送った場合、米国の年内利上げは難しくなるかもしれない。

《FA》

 提供:フィスコ

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