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2015年10月19日16時00分

【特集】健康CP Research Memo(1):RIZAP加速中、第1四半期から好調キープ


健康コーポレーション<2928>は通販事業からスタートし、「健康」を切り口にM&Aを積極的に活用しながら事業領域と業容を拡大させてきた。グループの事業ドメインを『自己投資産業』とし、美容・健康関連、アパレル関連、住関連ライフスタイル、エンターテイメントの4事業を展開している。

同社の成長のけん引役であるRIZAP事業において、新たな流れが出てきた。それは「広告に頼らない集客」だ。同社は、積極的なTV広告などを通じて集客を行い、事業を発展させてきた。しかし、今期に始まった医療機関連携や法人向けプログラムという新たな試みの中では、「広告に頼らない集客」が事業目的として前面に打ち出されている。同社の「成長」についての意識が、「売上高」から「利益」へと移ってきているものとみられる。

RIZAP事業の海外戦略も急速に成長分野としてクローズアップされつつある。現状のアジアの各店舗は、会員獲得の効率性が日本国内を上回るまでに成長してきており、収益源としての存在感が高まっている。同社は今期末までに米国も含めて海外拠点を10店舗体制とする計画を発表している。今後の具体的な発表が待たれる。

同社が取り組むCOMMIT2020では非常に高い業績計画が掲げられている。しかしながら同社経営陣にはその達成についての自信にいささかの揺るぎもない。その自信の背景にあるものは何かと考えたとき、M&Aや事業提携による新たなサービス・商品の展開という可能性が浮かび上がってくる。RIZAPの知名度が非常に高く、ダイエット効果やシナジー追究の可能性の高さの点でも、他の企業の注目を集めても不思議ではない。今後の展開を見守りたい。

■Check Point
・第1四半期における全社損益が黒字化
・成長の定義に占める「利益」の比率が高まる
・通期は大幅な増収、3ケタ営業・経常増益を見込む

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《RT》

 提供:フィスコ

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