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【市況】東京株式(前引け)=様子見ムードで商い盛り上がらず反落

 19日前引けの日経平均株価は前日比101円安の1万8190円と反落。前場の東証1部の売買高概算は9億7897万株、売買代金概算は9458億1000万円。値上がり銘柄数は653、対して値下がり銘柄数は1125、変わらずは118銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前週末の欧米株市場は総じて堅調だったものの、中国の7~9月期GDPなど経済指標発表を前に買い手控えの動きが強く、日経平均は一時200円以上下落し、1万8000円トビ台まで水準を切り下げた。しかし、GDP発表後は先物主導で買い戻しの動きが出て下げ渋った。売買代金は前場段階で1兆円を大きく下回るなど低調であり、全般様子見ムードを反映している。
 個別ではトヨタ<7203>が軟調、ファナック<6954>も安い。サンケン電<6707>が急落したほか、旭化成<3407>、日本精工<6471>なども大きく売られた。ローム<6963>、日ペイントHD<4612>も値を下げた。半面、明治海<9115>がストップ高、東電<9501>が上昇、任天堂<7974>も高い。スタートトゥ<3092>、アクリーティブ<8423>も買いを集めた。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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