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【材料】郵船など海運株が軟調、バルチック指数下げ止まらず売り優勢

 日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、NSユナイテッド海運<9110>など海運株が軟調。きょうは明治海運<9115>が前週末に発表した4~9月期最終利益が従来予想から大幅上振れ着地したことを受けてストップ高に買われたが、足もとの収益環境の厳しさから他の海運株には波及していない。中国景気の減速懸念がくすぶるなか、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数の低迷が続いている。前週末16日は12ポイント安の754と下落基調に歯止めがかからず、6月17日以来約3カ月ぶりの低水準となった。足もとは為替が円高傾向にあることもドル建て決済の海運セクターにとってマイナスに作用している。

郵船の株価は9時59分現在312円(▼2円)
川崎汽の株価は9時59分現在270円(▼2円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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