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【材料】コニシ---インフラ市場への更なる深耕による売上拡大、押し目買い好機に


コニシ<4956>の新中期経営計画2018(2016年3月期~18年3月期)業績目標は、売上高が15年3月期比17.5%増の1360億円、経常利益が同35.4%増の74億円、経常利益率5.4%、ROE8.0%を目標としており、売上高・経常利益ともに、過去最高を目指す。汎用住関連、建設関連などコア事業での販売拡大と土木分野、化成品事業改革など事業拡大による成長戦略によって計画達成を目指している。

また、重点施策としてはインフラ市場への更なる深耕による売上拡大を挙げている。2020年オリンピック開催に向けてインフラの改修・補修工事が加速するほか、道路、鉄道、トンネル・橋梁などの老朽化対策などから、補修・補強、耐震化工事向け材料、工法の販売拡大を見込む。その他、道路、鉄道、トンネル、橋梁等インフラ整備を中心とした工事請負事業の拡大を、第3の柱として育成する。

株価は9月7日安値(1964円)をボトムにリバウンドをみせている。足元で利益確定の流れから大きく調整する局面もみられたが、25日線が支持線として機能する格好で下げ渋りをみせている。ボリンジャーバンドでは+2σを上回ってのリバウンドが続いていたこともあり、足元での調整は過熱を冷ます形に。また、週足の一目均衡表では、9月前半にかけての調整では雲上限が支持線として機能しており、その後は雲の切り上がりに沿う格好でのリバウンド形状となるなか、押し目狙いの好機として意識されやすい。

《SF》

 提供:フィスコ

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