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【市況】NY金先物週間見通し:もみあいか、欧米株式やドル相場の動向が手掛かり材料に


■NY金先物
安値:1,151.30ドル
高値:1,191.70ドル
終値:1,183.10ドル
前週末比(騰落率):2.35%

■上昇、9月小売売上高は予想を下回る

NY金先物は上昇。9月の小売売上高が予想を下回ったことで年内利上げ観測が後退した。欧米諸国の株価が週前半に下げたことも金先物相場を押し上げる要因となった。しかしながら、15日発表の9月消費者物価コア指数は予想を上回り、週後半の欧米株が強い動きを見せたことで金先物の上げ幅はやや縮小した。


■もみあいか、欧米株式やドル相場の動向が手掛かり材料に

想定レンジ:1,170.00~1,195.00ドル

NY金先物はもみあいか。10月のミシガン大学消費者信頼感指数は予想を上回っており、改善を示したことで安全逃避的な金買いはやや縮小する見込み。年内利上げの可能性は高まっていないとの見方は多いが、欧米株高が継続した場合、ドル高も予想されるため、金先物の上昇は抑制される可能性がある。

《AK》

 提供:フィスコ

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