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【市況】NY株式:ダウは74ドル高、9月鉱工業生産指数が2ヶ月連続の低下で利上げ観測後退


16日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は74.22ドル高の17215.97、ナスダックは16.59ポイント高の4886.69で取引を終了した。引き続きアジア・欧州株がほぼ全面高となった流れを受け、買いが先行。9月鉱工業生産指数が2ヶ月連続の低下となり、利上げ観測が後退したものの、週末を控えて利益確定の売りも広がり上値の重い展開となった。一時マイナスに転じる場面もあったが、引けにかけて上昇に転じた。セクター別では、耐久消費財・アパレルや食品・飲料・タバコが上昇する一方で運輸やテクノロジー・ハード・機器が下落した。

複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は決算内容が好感され、上昇。ファストフードのヤム・ブランズは、アクティビスト(物言う投資家)のキース・マイスター氏を取締役に迎えることを明らかにし、堅調推移。中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は中国動画共有サイト大手のヨークトゥードウ(優酷土豆)に対し、完全子会社化を提案したことが報じられ、買われた。一方で、カジノホテル運営のウィン・リゾーツ(WYNN)は決算内容が嫌気され、下落した。

本日、通信大手のTモバイルUS(TMUS)は、10月27日付で株式の上場先をニューヨーク証券取引所からナスダック市場に変更すると発表した。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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