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【通貨】来週の為替相場見通し=中国GDPの内容など注視

 来週の東京外国為替市場のドル円相場は、中国の国内総生産(GDP)の結果などを注視する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=118円00~120円50銭。この週は、米景気後退が懸念され一時118円00銭台までドル安が進行したが、その後、119円台に値を戻す動きとなった。来週も米国と中国など海外経済指標の結果に一喜一憂する展開となりそうだ。特に、19日には中国7~9月期GDPの発表がある。4~6月期は前年同期比7.0%成長だった。市場には7~9月期は6.8%近辺へ減速するのでは、との予想が出ている。中国の経済成長が一段と減速した場合、市場は再度、波乱となる可能性がある。また、中国9月小売売上高や同鉱工業生産なども発表される。来週は、米国では20日に9月住宅着工件数、22日に9月中古住宅販売件数の発表がある。また国内では、21日に9月貿易収支と9月訪日外客数が公表される。(岡里英幸)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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