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【材料】三井不動産が続伸、欧州大手証券は横浜マンション問題の影響は軽微と予想

 三井不動産<8801>が続伸。買い優勢で始まり、高いところでは前日比137円高の3480円まで値を飛ばす場面が見られた。
 子会社の三井不動産レジデンシャルが開発・分譲した横浜のマンションの杭工事で、施工の不具合が発覚したこと受け、UBS証券では、「2014年に三菱地所<8802>が開発・販売した南青山のマンションで購入契約者への引渡前に施工不良が発見されたケースでは、元請け施工会社の鹿島<1812>が解体費用や再建築費用、マンション購入契約者向けの損害賠償金等をすべて負担し、三菱地所の負担はゼロだった」と指摘。今回のケースは状況が違うものの、既に旭化成建材が自らの責任を認め、また自らの費用負担も明言しているため、同社業績への直接の影響は軽微と予想。
 レーティング「バイ」と目標株価4500円を継続している。
《MK》

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