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【材料】ユニ・チャームが続伸、3Q累計連結経常利益は前年同期比横ばい報道も中国、インド伸長に期待感

 ユニ・チャーム<8113>が続伸。16日付日本経済新聞朝刊は「2015年1~9月期の連結営業利益は515億円前後と、14年1~9月と比べて横ばいとなったもようだ」と報じた。一時反落場面があったものの、その後は、利益横ばいは想定の範囲内との見方から上げに転じたようだ。報道では、「インドネシア通貨安が響くが、中国・インドなど新興国で紙オムツや衛生用品の販売が伸びた」とも伝えており、インド、中国市場展開への期待感が買いを誘っているようだ。株価は5日ぶりに2300円台を回復しての推移となっており、終値でも9月3日以来の2300円台回復を目指す格好となっている。
 同社発表では、報道に近い業績数値を見込んでいる。現在は精査中であり具体的に公表出来る段階ではなく、同期連結決算については11月6日午前11時30分に発表する予定だとした。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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