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【材料】任天堂が大幅高、人気の米スマホゲーム会社出資を材料視

 任天堂<7974>が大幅高、一時前日比1170円高に買われ1カ月ぶりに2万3000円台を回復した。同社とゲーム企画会社のポケモンは米グーグルと共同で、人気スマートフォンゲーム「イングレス」を運営する米ナイアンティック(カルフォニア州)に出資(3社合計出資額は2000万ドル)することが伝わり、これが株価上昇の手掛かり材料となっている。イングレスはスマホに搭載されたGPSなどの位置情報を利用して実際の場所に進みながら自分の陣地を広げていく陣取りゲームで、世界200カ国で累計1300万以上ダウンロードされている。ナイアンティックは位置情報を利用したスマホゲーム「Pokemon GO」をポケモン、任天堂と共同開発しており、今回の資本関係強化に伴う今後の展開力拡大に向けた思惑が物色人気を増幅している。

任天堂の株価は12時46分現在2万2825円(△850円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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