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【材料】味の素が続伸、国内大手証券はEAファーマの研究開発費を捻出するための施策に注目

 味の素<2802>が続伸。前日比86.5円(3.4%)高の2613.5円まで買われ、堅調展開となっている。SMBC日興証券は、味の素の目標株価を2650円から2390円へ引き下げ、投資評価は「2」(中立)を継続している。
 同証券は、味の素が10月15日にエーザイ<4523>との間で、医薬事業に関する統合契約を締結したことを受け、同証券による17年3月期以降の業績予想から、医薬事業の売上高と営業利益を削除した。味の素製薬は「EAファーマ」社へと社名を変更、エーザイからEAファーマへ移管される事業は、医薬品の「販売」事業で、製造に伴う利益はエーザイに残るとみて、EAファーマの将来的な研究開発費を捻出するには、現状公表されていないコスト削減や合理化などを推進する必要があると指摘。こうした施策には今後注目したい、としている。
《MK》

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