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【市況】東京株式(前引け)=金利敏感株など中心に大幅続伸

 16日前引けの日経平均株価は前日比246円高の1万8343円と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は10億4676万株、売買代金概算は1兆502億9000万円。値上がり銘柄数は1234、対して値下がり銘柄数は528、変わらずは134銘柄だった。 
 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株高を受けて主力株中心に広範囲にリスクを取る動きが強まった。米国の利上げ先送り観測や、国内でも今月末の日銀金融政策決定会合で追加緩和が行われるとの見通しから不動産やノンバンクなど金利敏感株が物色され全体相場を押し上げている。中国・上海株市場が政府当局の経済刺激策への期待を背景に続伸していることも、プラスに働いている。
 個別ではトヨタ<7203>が買われ、任天堂<7974>が大幅高。アジア投資<8518>が値を飛ばし、アイフル<8515>、ケネディクス<4321>なども活況裏に急伸。ツガミ<6101>、住友不<8830>なども物色人気となっている。半面、コーセー<4922>が急落、SUMCO<3436>、ディップ<2379>なども安い。7&iHD<3382>、ファミリーマート<8028>なども軟調。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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