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【材料】マツモトキヨシが反落、子会社で不正な会計操作の可能性が判明

 マツモトキヨシホールディングス<3088>が売り気配スタートし反落。前日比275円(5.3%)安の4945円まで売られる場面があった。ただ、その後は下げ幅を縮小し、一時はプラスに浮上する場面も見られている。15日引け後、連結子会社であったイタヤマ・メディコ(10月1日付で連結子会社マツモトキヨシ甲信越販売に吸収合併)で、子会社社長により不正な会計操作が行われていた可能性が判明したと発表した。
 イタヤマ・メディコとマツモトキヨシ甲信越販売との統合処理の過程で、イタヤマ・メディコ社長の指示により、過去の営業損失発生の事実を隠蔽する目的で、複数年にわたり、在庫水増し処理により架空棚卸資産を計上するという不正な会計操作が行われていた可能性があることが発覚したとしている。
 現在、不正な会計操作の内容の詳細、影響金額を含め、真相解明のため調査中としたうえで、不正行為による影響額は、複数年累計で約4億円と推定している。
《MK》

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