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【市況】NY株式:ダウは217ドル高、中国の追加緩和への期待


15日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は217.00ドル高の17141.75、ナスダックは87.25ポイント高の4870.10で取引を終了した。週間新規失業保険申請件数が40年ぶりの低水準となり、労働市場の堅調さが好感され、買いが先行。景気減速への警戒感が強い中国で追加緩和策への期待からアジア・欧州株が全面高となった流れを受け、米国株も終日堅調推移となった。セクター別では全面高となり、銀行や医薬品・バイオテクノロジーの上昇が目立った。

大手行のシティグループ(C)は決算内容が好感され、上昇。電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は「モデルS」に対応した自動運転ソフトの配布開始が報じられ、堅調推移。携帯端末のアップル(AAPL)は人材確保の為、全従業員を対象とする株式報酬制度の導入を発表し、買われた。一方で、ディスカウントストアのウォルマート(WMT)はクレディスイスによる投資判断引き下げを受け、下落した

本日、ニューヨーク証券取引所に上場した電子決済処理のファーストデータ(FDC)は、今年最大の新規株式公開(IPO)となり注目されていたものの、公開価格の16ドルを割り込み、初日の取引を終えた。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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