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2015年10月15日18時30分

【市況】15日の香港市場概況:ハンセン指数は3日ぶりに反発、カジノ株などが買われる


15日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比448.26ポイント(2.00%)高の22888.17ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が218.51ポイント(2.11%)高の10552.93ポイントと、そろって3日ぶりに反発した。ハンセンは約2カ月ぶりの高値水準を切り上げている。売買代金は907億6900万香港ドルに拡大した(14日は722億6800万香港ドル)。

中国の政策期待で買われる流れ。第18期中央委員会第5回全体会議(5中全会)の開催を26~29日に控え、先回り買いが活発化した。第13次5カ年計画(2016~20年)の骨子が策定される5中全会で、各種の産業支援策が打ち出されるとの思惑が強まっている。安寄りした本土株が上昇に転じるなか、香港の指数も中盤から上げ幅を広げた。

ハンセン指数の構成銘柄では、マカオのカジノ株が高い。銀河娯楽集団(27/HK)が11.3%、金沙中国(1928/HK)が10.3%ずつ値を上げた。それぞれ9月末に年初来安値を付けて以来、ほぼ右肩上がりで上昇している。時価総額上位のエネルギー株も軒並み高で引けた。

H株金融セクターもしっかり。海通証券(6837/HK)3.6%高、中信証券(6030/HK)が3.4%高、中国人寿保険(2628/HK)が3.0%高、中国人民財産保険(2328/HK)が2.9%高、中国銀行(3988/HK)が2.5%高と上昇した。証券株に関しては、中国株式市場の下げ止まりを受け、証券ブローカーの収益悪化に歯止めがかかっていると報じられている。

環境関連の銘柄群にも物色の矛先が向かう。太陽光発電部品メーカーの順風光電(1165/HK)が17.1%高、太陽光発電用ポリシリコン大手メーカーの保利協シン能源HD(3800/HK)が2.9%高、北京市政府系の下水処理大手、北控水務集団(371/HK)が5.9%高、汚水処理を中核とする天津市政府系インフラ事業者の天津創業環保(1065/HK)が5.4%高と買い進まれた。

太陽光関連に関しては、次期5カ年計画では、2020年の設置目標が上方修正されると伝えられたことなどが手がかり。環境保護産業の育成計画がまとめられるとも報じられている。

【亜州IR】

《SY》

 提供:フィスコ

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