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【特集】ソフトブレーン Research Memo(4):一時的に有利子負債が増加も財務の健全性は維持


■決算動向

(2)財務状況と経営指標

ソフトブレーン<4779>の2015年6月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比で12百万円減少の4,133百万円となった。主な増減項目を見ると、受注好調により売上債権が293百万円増加した一方で、子会社株式取得に伴い現預金が300百万円減少した。

負債合計は前期末比317百万円増加の1,451百万円となった。有利子負債が230百万円増加したほか、事業の拡大に伴い前受金が100百万円増加したことによる。また純資産は前期末比330百万円減少の2,681百万円となった。四半期純利益の計上により利益剰余金が203百万円増加したものの、子会社株式の追加取得に伴い資本剰余金が288百万円、少数株主持分が245百万円減少したことによる。

主要経営指標を見ると、子会社株式取得資金として一時的に有利子負債が増加したことで、自己資本比率や有利子負債比率などが若干悪化したものの、水準的には問題のない範囲であり、財務の健全性は維持していると言える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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