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2015年10月15日15時33分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):クリレスHD、ヤマダ電、協和キリン、ヤマハ発

■クリレスHD <3387>  3,005円  +435 円 (+16.9%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 14日、クリレスHD <3387> が16年2月期の連結経常利益を従来予想の67億円→72億円に7.5%上方修正。増益率が52.9%増→64.3%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。既存店売上高が想定を上回って推移していることに加え、6月に買収した和食レストランの業績上積みも寄与し、売上が計画を上回ることが利益を押し上げる。同時に、16年2月末割当で1→3の株式分割を実施すると発表。流動性の向上などを期待する買いも向かった。

■ヤマダ電機 <9831>  559円  +31 円 (+5.9%)  本日終値
 ヤマダ電機<9831>が反発。店舗閉鎖を打ち出し、業績回復をアナリストが評価してきている。メリルリンチ証券がヤマダ電機のレーティングを「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に格上げしたことが伝わっている。前日にはドイツ証券が目標株価を420円から520円に引き上げたばかりで、外資系証券アナリストから評価が相次いで高まっていることが株価材料になった。

■協和発酵キリン <4151>  1,843円  +96 円 (+5.5%)  本日終値
 協和発酵キリン<4151>が急反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、2016年に新薬イベントが集中するため、企業価値の大きな変化点が訪れると指摘。今の株価には新薬貢献が基本シナリオの50%程度しか織り込まれていないとの見方で、特にKRN23(骨難病)とPoteligeo(固形癌)は、企業価値の大きなドライバーになると解説。目標株価を2680円から2500円に引き下げるものの、「アップサイドは大きい」とみて、レーティング「オーバーウエイト」を継続している。

■ヤマハ発動機 <7272>  2,740円  +112 円 (+4.3%)  本日終値
 ヤマハ発動機<7272>が3日ぶりに反発。SMBC日興証券が14日付リポートで投資判断を「3」から「2」へ、目標株価を2700円から2900円へ引き上げたことが好材料視されている。第3四半期累計営業利益は前年同期比38%増の980億円程度になると予想。二輪車は、インドネシアやブラジルの低迷で全体的には台数減は続くが、欧米の販売好調や円安効果により、24%増の80億円と営業増益を予想。また、マリンは、ロシア不振で国内減産だが、米国好調と円安により31%増益、特機は、ROVの増産効果と円安により38%増益をそれぞれ見込んでいる。その他事業(19%増の40億円)も、IMやPASの販売増により、それぞれ増益を予想している。

■トヨタ紡織 <3116>  2,468円  +82 円 (+3.4%)  本日終値
 モルガン・スタンレーMUFG証券の自動車部品セクターの決算プレビューでは、日系顧客の生産数量は北米や中国が堅調もASEANが不振継続で、日本は顧客によって濃淡があり、グローバル全体では依然として弱含みと指摘。上期は円安によるサポートがあり会社計画をクリアできる銘柄が多いと見ているものの、下期は為替をニュートラルとすると数量弱含みによる利益下振れ懸念がやや残ると解説。上期計画に対する上振れは、第1四半期が好調だったにもかかわらず上方修正を発表していなかったトヨタ紡織<3116>とニフコ<7988>が「大きめ」とみて、下振れはNOK<7240>と予想。業界投資判断は「インライン」を継続している。

■USEN <4842>  315円  +10 円 (+3.3%)  本日終値
 USEN<4842>が反発。同社はこの日、ヤマハ<7951>と全国の店内放送に「おもてなしガイド」を簡単導入できる機能開発と普及に向けた共同検討を開始することを発表した。今回の取り組みは、ヤマハが開発した音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」と、USENのチェーン店向け専用放送とコメント放送サービスを共同で展開するもの。これにより、USENの店内放送導入店舗が簡単に「おもてなしガイド」に対応したアナウンスを放送することを可能にし、日本語のわからない訪日外国人観光客などが安心してショッピングや旅行を楽しめるようになる。

■東洋ゴム工業 <5105>  2,472円  +77 円 (+3.2%)  本日終値
 東洋ゴム工業<5105>が反発。14日の取引終了後、鉄道車両や船舶などに使われている防振ゴム製品でも不正があったと発表したが、前日午後に日経電子版などで伝わり急落していた反動などで、この日は買いが優勢となっている。建物用の免震ゴムの性能偽装問題を受けて実施した、緊急品質監査で発覚したもので、子会社東洋ゴム化工品で製造・販売した一般産業用防振ゴム部品で出荷前の材料製造段階で試験をしなかったり、試験結果を改ざんしたりしていたという。問題行為のあった製品は189品番、8万7804個に上り、過去10年間で18社に出荷していたとしている。

■サカイ引越センター <9039>  6,050円  +180 円 (+3.1%)  本日終値
 サカイ引越センター<9039>が続伸。岩井コスモ証券が14日付で投資判断「B+」を継続しつつ、目標株価を6250円から6400円へ引き上げたことが好材料視されている。第1四半期(4~6月)は売上高前年同期比4.5%増、営業利益同11.5%増と順調な立ち上がりを見せていることに加えて、単体ベースの月次売上高も7月が前年同月比1.9%増、8月同4.3%増、9月同7.3%増と、引っ越しシーズンオフの5月以降も支社の拡充などで安定した伸びが続いていると評価。企業業績の回復による人事異動の増加なども見込まれ、通期でも会社計画の超過達成が予想されるとして、16年3月期営業利益は会社予想の66億2100万円を上回る71億円を見込んでいる。

■サイゼリヤ <7581>  2,615円  +70 円 (+2.8%)  本日終値
 サイゼリヤ<7581>が堅調。同社は14日の取引終了後、16年8月期の連結業績予想を発表。売上高は1474億円(前期比5.8%増)、営業利益は84億円(同11.8%増)、純利益は46億円(同21.9%増)と2ケタ増益を見込んでいる。国内外における継続的な新規出店や店舗サービスの品質向上などの取り組みを推進しており、好調な業績が今期も続く見通し。15年8月期連結決算は売上高1392億7700万円(前の期比10.9%増)、営業利益75億1100万円(同36.9%増)、最終利益37億7400万円(同3.2倍)となった。

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