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【市況】日経平均は86円安でスタート、一時132円安も売り一巡後は下げ幅縮小/寄り付き概況


日経平均 : 17804.91 (-86.09)
TOPIX  : 1465.72 (-5.11)

[寄り付き概況]

 日経平均は続落で始まった。4日の米国市場では、アジア・欧州市場の弱い流れのほか、ウォルマートの業績見通しの下方修正が嫌気された。NYダウは17000ドルを割り込んでおり、シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円安の17715円だった。この流れから売りが先行したが、前日には300円を超える下落をみせていた反動もあり、売り一巡後は下げ幅を縮めてきている。

 セクターでは医薬品、ゴム製品、電力ガス、非鉄金属、不動産、陸運、鉄鋼、建設などがしっかり。一方で、海運、保険、ガラス土石、電気機器、銀行、機械、繊維などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともにプラスに転じてきている。

 売買代金上位では、三井住友建<1821>、東洋ゴム<5105>、JT<2914>、富士重<7270>、三井不<8801>などが上昇。半面、トヨタ<7203>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクグ<9984>、村田製<6981>、ソニー<6758>などが冴えない。
《SY》

 提供:フィスコ

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