市場ニュース

戻る
 

【市況】15日の株式相場見通し=円高・ドル安進行を嫌気して売り先行

 15日の東京株式市場は、大幅続落で調整色が強まるなか、売り優勢の展開になりそうだ。また、外国為替市場で、1ドル=118円台後半へと円高・ドル安が進行していることも売り材料となりそうだ。
 14日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比157.14ドル安の1万6924.75ドルと続落した。2016年1月期通期の売上高見通しの引き下げを発表した小売り大手のウォルマート・ストアーズが急落し、市場心理全般を悪化させた。ナスダック総合株価指数は、前日比13.761ポイント安の4782.848と続落した。
 15日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=118円80銭台と前日に比べて円高・ドル安の推移となっている。
 日程面では、スマートフォン向けアプリの紹介記事などを掲載するメディアサイト「AppBank.net」の運営などを手掛けるAppBank<6177>が東証マザーズに新規上場する。このほかに、8月の鉱工業生産指数確報、8月の第3次産業活動指数、9月の首都圏マンション発売に注目。海外では、EU首脳会合(~16日)、米9月の消費者物価指数が焦点となる。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均