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【通貨】NY為替:ドル・円は118円80銭、予想下振れた米小売、PPIで利上げ見送り観測強まる


14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円66銭から118円62銭まで下落し、118円80銭で引けた。予想を下振れた米国9月小売売上高、生産者物価指数(PPI)、8月企業在庫を受けて、利上げ観測が大幅に後退したこと。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、全米の経済活動の拡大継続が示されたものの、製造業活動におけるドル高の影響に言及されたため、ドル売りが加速した。


ユーロ・ドルは、1.1405ドルから1.1489ドルまで上昇し、1.1474ドルで引けた。ユーロ・円は、136円61銭から136円20銭へ下落した。株安に連れたリスク回避の円買いが強まった。


ポンド・ドルは、1.5368ドルから1.5494ドルへ上昇。英国の失業率が7年ぶりの低水準に改善したことを好感したポンド買いが加速した。ドル・スイスは、0.9559フランから0.9484フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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