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【通貨】10月14日のNY為替概況


 14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円66銭から118円78銭まで下落し、118円80銭で引けた。

予想を下振れた米国9月小売売上高、生産者物価指数(PPI)、8月企業在庫を受けて利上げ観測が大幅に後退したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表したベージュブック(地区連銀経済報告)で、全米の経済活動の拡大継続が示されたものの、製造業活動におけるドル高の影響に言及されたためドル売りが加速した。

ユーロ・ドルは、1.1405ドルから1.1478ドルまで上昇し、1.1475ドルで引けた。ユーロ・円は、136円61銭から136円20銭へ下落。株安に連れたリスク回避の円買いが強まった。

ポンド・ドルは、1.5368ドルから1.5482ドルへ上昇した。英国の失業率が7年ぶりの低水準に改善したことを好感したポンド買いが加速。

ドル・スイスは、0.9559フランから0.9489フランへ下落した




【経済指標】

・米・9月小売売上高:前月比+0.1%(予想:+0.2%、8月:0.0%←+0.2%)・米・9月生産者物価指数(PPI):前月比-0.5%、前年比-1.1%(予想:-0.2%、-0.8%、8月:0、-0.8%)・米・9月PPIコア指数:前月比-0.3%、前年比+0.8%(予想:+0.1%、+1.2%、8月:+0.3%、+0.9%)・米・8月企業在庫:前月比0.0%(予想:+0.1%、7月:0.0%←+0.1%)

《KY》

 提供:フィスコ

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