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【市況】【市場反応】米9月小売売上高/PPI、予想下振れドル売り


外為市場では低調な米国の経済やインフレ指標を嫌いドル売りが加速した。ドル・円は119円66銭から119円30銭へ急落。ユーロ・ドルは1.1405ドルから1.1444ドルまで急伸した。

米商務省が発表した9月小売売上高は前月比+0.1%と、市場予想の+0.2%を下回った。8月分も+0.2%から横ばいに下方修正された。

同時刻に米労働省が発表した9月生産者物価指数(PPI)は前月比-0.5%と、予想を下振れ1月来で最低となった。前年比では-1.1%と、8カ月連続のマイナス。燃料と食料品を除いたコアPPI指数は前月比-0.3%と予想外に2月以来のマイナスに落ち込んだほか、前年比でも+0.8%と、予想の+1.2%を下振れ5月来で最低となった。

【経済指標】
・米・9月小売売上高:前月比+0.1%(予想:+0.2%、8月:0.0%←+0.2%)
・米・9月生産者物価指数(PPI):前月比-0.5%、前年比-1.1%(予想:-0.2%、-0.8%、8月:0、-0.8%)
・米・9月PPIコア指数:前月比-0.3%、前年比+0.8%(予想:+0.1%、+1.2%、8月:+0.3%、+0.9%)

《KK》

 提供:フィスコ

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