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【テク】日経平均テクニカル:週足ベースでのマド(17725-18000円レベル)埋め意識


14日の日経平均は大幅続落。ギャップ・ダウンで5日線を割り込んで始まると、その後も下げ幅を拡大させており、心理的な支持線として意識されていた節目の18000円や25日線を割り込んできている。一目均衡表では転換線、基準線での攻防。遅行スパンは実線の調整に沿った下げとなっており、下方シグナルを継続させている。ボリンジャーバンドでは中心値(25日)を割り込んできたため、-1σとのレンジに移行してしまうか見極めたいところ。MACDはシグナルとの乖離が縮小してきており、陰転シグナル発生への警戒。週足ベースの一目均衡表では雲上限に抑えられる格好で陰線を形成。強弱感が対立しやすいところであり、まずは先週の雲上限を捉える局面で空けているマド(17725-18000円レベル)埋めが意識される。マド埋め後に、再び雲上限を捉えてくるかが注目される。なお、来週には雲上限が18950円辺りまで切り上がりをみせるため、シグナル好転へのハードルが切り上がる。
《SY》

 提供:フィスコ

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