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【通貨】明日の為替相場見通し=米小売売上高が相場左右

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、今晩発表の米小売売上高に左右されることになりそうだ。予想レンジは1ドル=118円80~120円00銭。この日は、日経平均株価が一時400円を超す下落となるなか、リスク回避からのドル売り・円買いが優勢となり、夕方の欧州時間にかけ119円50銭前後までドル安・円高が進行した。あすの東京市場も、今晩のNYダウなどの影響を受けることになりそうだ。特に、今晩は米9月小売売上高の発表がある。個人消費の動向が米国景気に与える影響力は大きく、その結果は米国の利上げ時期を左右する可能性もあるだけに金融マーケットに影響を与えそうだ。市場では前月比0.2%増が予想されている。中国景気の先行き不安もあり、ドル円は119円前半のドル安・円高を試す局面にあるが、一段の円高が進んだ場合、119円20銭前後の下値抵抗線を突破するかが、当面のポイントとなりそうだ。




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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