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【材料】国内大手証券がタイ出張報告、新日鉄住金は日系自動車向けに盤石な体制作りが必要

 新日鉄住金<5401>が続落、先週は資源関連の一角として鉄鋼株が大きく買われたものの、本日は地合いの悪さから下落している。国内大手証券が新日鉄住金について、タイ出張報告のリポートをリリースしている。
 SMBC日興証券は、タイにある新日鉄住金の子会社SUSとNSGTの2拠点を見学、日系自動車向けに重要な海外拠点となっている両拠点が順調に生産設備が稼働していると前向きに評価している。ただ、タイの自動車生産台数が2年間で低迷しており、今後の見通しは大きな回復は期待できないと指摘している。
 また、日系自動車向けビジネスを盤石にする必要があることが注目ポイントと分析している。レーティング(投資評価)は「1」、目標株価3300円を継続している。
《MK》

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