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【材料】アンジェス MGが続急落、公募増資中止で資金調達面に不安も

 アンジェス MG<4563>が続急落。株価は一時、前日比13円(6.0%)安の203円まで売られている。13日の取引終了後に公募増資を中止すると発表した。国内外で1550万700株の公募と上限199万9300株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施し、約35億円を調達する見込みだった。発行済み株式数は30%強増える見通しで、調達資金はNF-κBデコイオリゴ治療薬の開発費用に充当する方針としていた。
 公募増資中止の理由として「多くの投資家から開発プロジェクトがさらに進展した段階で投資を行いたいとの意見をいただいた」としており、需要が想定に届かなかったことが挙げられている。今12月期の業績への影響はないが、同社では今後も資金調達を模索する意向を示している。
 公募増資の中止が市場環境の悪化などが要因の場合、1株当たり利益の希薄化が回避されることから買い材料となるが、今回は今後の資金調達などへの不安も出ていることから、市場では売りが優勢となっているようだ。

アンジェス MGの株価は11時30分現在205円(▼11円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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