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【経済】中国:「上海ディズニー」の開園準備大詰め、一般スタッフを公募


「上海ディズニーリゾート」の開園準備が大詰めに入った。同プロジェクトの管理を担当する「上海国際旅游度假区管理公司」は12日、一般向けの大規模な人材募集活動を今月21日から24日まで展開すると発表した。面接合格者らは、同テーマパークのオープニングスタッフとして活躍することになる。北京青年報などが13日までに伝えた。
これまでに、1500人超の中国人スタッフを雇用したが、一般向けの公開募集はこれが初めて。今後数カ月内に数千人を新たに募集する構えだ。
同プロジェクトの中国側提携パートナーである上海申迪集団の程放・副総裁は先ごろ、開園初年度の年間集客数は延べ1000万人が見込まれると発言。うち95%を国内客で占めるとの予想を語った。
上海ディズニーリゾートは、2014年4月に上海市浦東新区で着工。16年春の開園が見込まれている。敷地面積は390ヘクタールで、香港ディズニーの3個分に相当する。初期投資額は290億人民元(約5510億円)を見込む。テーマパーク建設で245億人民元、ホテルなど関連施設整備で45億人民元に上る予定だ。プロジェクトは米中合弁で手がけ、合弁会社(上海迪士尼主題楽園公司)に対する出資比率は、ディズニーが43%、中国申迪集団が57%となっている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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